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Take-netの迷惑メール対策

現在、弊社サーバーではスパムメール対策として、以下の技術を導入し、迷惑メールの送受信を防止する仕組みを構築しています。

  1. DMARC
  2. DKIMによるスパム防御
  3. SPFによるスパム防御
  4. DNSブラックホールリスト(DNSBL)に基づくスパム防御

各対策の概要

1. DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)

  • 役割:SPFやDKIMの検証結果をもとに、メールの処理方針(受け入れる・隔離する等)を指定
  • 効果:なりすましメール(送信元ドメインを偽装したメール)を受信側が拒否または隔離可能
  • 導入メリット:お客様のメールが他社にスパムと判定されにくくなり、レポートによる監視も可能

2. DKIM(DomainKeys Identified Mail)

  • 役割:メールに暗号署名を付け、改ざんされていないことを証明
  • 効果:なりすましや中間改ざん、偽装スパムの防止
  • 導入メリット:Google、Microsoft、Yahooなど主要なメールサービスでの信頼性が向上

3. SPF(Sender Policy Framework)

  • 役割:自ドメインから送信してよいIPアドレスをDNSで宣言
  • 効果:第三者による不正な送信(なりすまし)を防止
  • 導入メリット:SPF未設定の場合、受信側でスパム判定されるリスクが高まるため、対策に有効

4. DNSブラックホールリスト(DNSBL / RBL)

  • 役割:既知のスパム送信元IPアドレスをリスト化し、受信前にブロック
  • 効果:世界中のスパム発信IPをリアルタイムで遮断可能
  • 導入メリット:高精度でスパムの大半をフィルタリング可能。誤判定も比較的少ない



Take-net Serviceでは、DNSブラックホールリストの設定を見直し、より高精度なリストへ変更・更新を行っています。
これにより、迷惑メールの受信が軽減されることが期待されます。

ただし、近年のスパムは手口が高度化しており、完全に防止することは技術的に困難であるのが現状です。100%迷惑メールをブロックすることはむつかしいことをご理解ください。

また、まれにではございますが、ブラックリストにあるサーバーから送信された正規のメールが、スパムと誤認識されてブロックされる場合がございます。
そのような場合には、該当メールの送信元にご連絡のうえ、再送信の依頼や他の送信手段をご相談いただくことを推奨いたします。