ドメイン更新・維持管理手数料の値上げについて
いつもTake-net Serviceをご利用いただきありがとうございます。
こちらのお知らせは、2023年1月からのドメイン更新手数料変更、およびレンタルサーバーをお使いいただいているお客様にドメイン更新・維持管理手数料のご負担のお願いに関するものです。
ドメイン維持管理費の料金改定のお知らせ | Take-net Service
上記ページに記載しておりますとおり、Take-net Serviceでは2023年1月から、ドメインの更新・維持管理手数料の値上げをさせていただきました。
また、従来レンタルサーバーをご契約の一部のお客様で、ドメイン更新費用を弊社が負担していましたが、今回この費用を見直しさせていただき、お客様負担とさせていただきました。
今回の価格変更によって、お客様へのご負担をお願いするにあたり、心よりお詫び申し上げます。
今回のドメイン価格の変更につきましては、金額、ご利用のお客様も多いため、お客様からのご指摘、お問い合わせをいただいております。
そのため、弊社としましても、説明させていただく必要があると判断し、弊価格変更の経緯をお伝えさせていただきます。
ドメイン更新費用の値上げについて
今回の値上げに関しましては以下の3つの要因があります。
1、 ドメインの仕入れ価格の上昇
2、 ドル円相場の為替変動
3、 電気代・サーバー代、その他コストの上昇
ドメインの仕入れ額の上昇
Take-net Serviceでは上位組織(レジストリ)の管理のもと、弊社が仕入れる形でお客様にドメインをご利用いただいております。
ドメインの仕入れ価格は常に変動していて、海外の物価上昇などに影響されます。
アメリカをはじめとするドメイン上位機関を仕入れ元とするドメインのほとんどが2019年以降上昇しており、今後も上昇傾向は続くといわれています。
為替変動
2年ほど前までは1ドル110円の為替相場となっていましたが、昨年後半には1ドル150円に達するなど、円安傾向はとどまることを知りません。そのため、最近では弊社の仕入れ価格が販売価格を上回るドメインが存在する状況が続いていました。
電気代・サーバー代・データセンター費用等のコスト上昇
電気代につきましてはニュース等で言われますとおり、大きく上昇をしています。それにあわせて世界的な半導体不足による、サーバー代やデータセンターの設備費なども上昇しています。
以上の3つの外的要因が重なり、サービスやクオリティーの維持に影響が出かねないと判断し、大変心苦しいところではございましたが値上げをさせていただきました。
JPドメイン(.JP .CO.JP等)の値上げについて
為替相場の影響を受けないと考えられるJPドメインについてご説明させていただきます。
本来であればJPドメインの仕入れ元のレジストリサービス会社は国内事業者であるため、仕入金額についても為替相場の影響は受けません。
しかしながら、JPドメインにつきましても、その他サービスコストが上昇しており、仕入れ価格が大きく値上がりしています。
そのため、弊社としましても、サービス・クオリティ維持のため、今回の値上げの対象とさせていただきました。
維持管理手数料について
ドメインを使用するにあたり、「登録した日から1年後の月末まで」が登録有効期限となります。
この登録有効期限を更新する手続きが「登録更新」で、これにより登録有効期限が1年先に延長設定されます。
この手続きを毎年繰り返すことにより、自分のドメイン名を長期間にわたって使い続けられるのですが、この年1回行う更新作業を忘れているとドメインを消失してしまうことになりかねません。
ドメインをいったん消失すると、競合他社などにドメインを取られてしまうなど、最悪の場合、再取得できないこともあります。
そこで、弊社がお客様に変わって、ドメインの更新手続きやDNSの設定を行う作業のことを「維持管理作業」といいます。
弊社ではドメイン更新・維持管理手数料として、ドメイン更新費用+維持管理手数料2,200円をドメイン有効期限の2か月前(サーバー利用料年一括払いのお客様はサーバー利用料に合わせて)にご請求させていただいています。
維持管理手数料につきましては価格の変更はございません。
今後のドメイン更新費用について
今後のドメイン更新費用につきましては、仕入れ価格が2021年の水準に戻り次第、再値下げをさせていただくよう調整させていただきます。
今回影響を受けるお客様には大変申し訳ない限りではございますが。価格とサービスを両立するにあたり、不本意ではありますがドメイン維持更新にかかる費用の値上げという決断をさせていただいた次第です。
この度の値上げは、弊社の本意ではないこともご理解いただけると幸いです。
Take-net Serviceでは、今後もよりよいサービスの提供が行えるよう、精一杯努めてまいります。
引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。