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テレワークを標的にしたサイバー攻撃にご注意ください。

新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した悪質なサイバー攻撃が世界各国で急増しています。
特に、無防備な自宅のPCや、外部の無料Wi-Fiルーターなどを利用したテレワーカーが急増していることにより、被害の拡大リスクがかつてなく高まっているといわれています。
自分自身がサイバー攻撃の被害に合わないようにセキュリティ意識を高め、セキュリティ対策を今一度見直していただきますようお願いいたします。

総務省テレワークセキュリティガイドライン
https://www.soumu.go.jp/main_content/000545372.pdf

サイバー攻撃の対象となるきっかけは、不審なメールからと言われています。
迷惑メール対策の基本として、以下の3つをお守りください。

  • 心当たりがないアドレスから送られてきたメールは、開かずにそのまま削除。
  • もし開けてしまっても本文内のリンクをクリックしない。
  • 添付ファイルを絶対に開かない。

不審なサイトの例

マスク販売を騙る不審サイト

マスクの入手が困難な状況に便乗し、マスクの販売や配布を装って消費者の関心を惹き、メッセージ内のURLをクリックさせて、個人情報とクレジットカード情報を詐取するフィッシング詐欺も複数発見されています。

攻撃者は大手通販会社や通販会社によく似た名称やメールアドレスを偽装し、
「マスクを無料送付」
「緊急入荷!数量限定!」
「マスク 使い捨て サージカルマスク レギュラー 50枚 」
「全国でマスクが品薄状態になっております。お客様へ特別価格でご提供します。」
なといった件名や内容で、フィッシングサイトに誘導してきます。

このほかにも新型コロナウイルス対策のお見舞金や、助成金の当選・配布などを装った悪質なフィッシングメールも確認されており、今後さらに多様な手口が登場する可能性も指摘されているため、十分な注意が必要です。
メールに実在する事業者名等が記載されていた場合でも、メール内の番号に電話したり、URLをクリックしたりせず、不審に思ったら、事業者のホームページや問い合わせ窓口に確認するようにしてください。
事業者のホームページ上に注意喚起情報が掲載されていることもあります。

厚生労働省のLINE調査を装う詐欺

通信アプリ大手LINEと協力して全国のアプリ利用者8300万人を対象に実施している「新型コロナウイルスに関するアンケート」を装い、クレジットカード番号などを尋ねる詐欺とみられる事案の情報があるとして、厚生労働省が注意喚起をおこなっています。

「LINE」の左に緑の公式バッチがついているものが公式アカウントです。正規のアンケートは体調や通院状況、年齢や性別、郵便番号などの質問だけで、クレジットカード番号などは回答項目にははいっていませんのでご注意ください

新型コロナウイルスの感染状況の追跡アプリを装った身代金要求マルウェア(ランサムウェア)

新型コロナウイルス感染に関する統計情報を提供して、地図上で追跡できると謳ったAndroidを狙うランサムウェア「CovidLock」が出回っています。
Android端末に感染すると、ロックの解除に使われているパスワードを強制的に変更させて、ユーザーが自分の端末にアクセスできないようにしてしまいます。

画面には英語で「お前の電話は暗号化された。48時間にビットコインで100ドルを払わなければ、何もかも消去される。連絡先、写真、動画、全ソーシャルメディアアカウントは一般にリークされ、メモリは完全に消去される」という文言が表示されます。

「Google Playストア」以外の場所からAndroidアプリをダウンロードしないように注意してください。
万が一、金銭被害に合われた場合は、最寄りの警察署に相談又は通報してください。

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