バッファローのルーターで、無線親機を無線中継器として使用する場合のまとめです。
AOSSを使用すれば簡単なのですが、SSIDが変わってしまうのが困る場合や、無線認証を使わずにフリースポット的に使いたい場合は、手動で設定する必要があります。
注意点
まず、当然ですが、元となる親ルーター、中継する子ルーター、それぞれ中継機能に対応している必要があります。
どちらもこの機能がないと中継はできません。FREESPOT専用ルーターのFS-G300N などにはこの機能はありませんので、中継させることはできません。
次に、設定をする前に、必ず、ファームウエアのバージョンアップをしましょう。
これで結構はまってしまった経験があります。
また、設定するパソコンは、固定IPアドレス(192.168.11.30等)にしておきます。
以下設定のまとめ・・・
ルーターの背面スイッチ
エアステーション背面にあるスイッチを設定します。
親ルーターは「ON」の位置
子ルーターは「OFF」の位置です。
スイッチを切り替えることで、
親ルーターのIPアドレスは 192.168.11.1
子ルーターのIPアドレスは 192.168.11.100
となります。
親ルーターで通常通りインターネットに接続します。エアステーション設定ツールなどを使えば簡単です。
とりあえず親ルーターの設定はここまででオッケー。
次に子ルーターでの設定をします。
ブラウザで子ルーターの管理画面にログインします。
「無線設定」-「エアステーション間接続」で以下のように設定
エアステーション間接続機能..........使用する
親機/子機指定..........自動
SSID......[検索]をクリックし、親ルーターのSSIDを選択します。
無線の認証・・・・・・親ルーターに設定されているものを入力します。
フリースポット的に使うのであれば、親ルーター側で、無線の認証を「なし」にしておきます。
ここまでできれば、メニューから「ステータス」をクリックして確認します。
エアステーション間接続の欄で、親ルーターのSSIDが表示されていれば、正常に中継ができています。
俺もはまった!つながらない場合の対処法
ステータスで、エアステーション間接続が未接続
親ルーター側のファームウエアをアップデート
親ルータ側の無線チャンネルを「自動」からその他に変更
子ルータ側で、LANケーブルでは接続できるのに無線LANでネットにつながらない
子ルーター側で無線設定のプライバシーセパレーター機能を無効にする