昨夜から今朝にかけての雷はすごかったですね。
Take-netのサポート電話も落雷によるトラブルで朝から電話が鳴りっぱなしです^^;
パソコンやインターネットに接続する通信機器は雷に弱いです。
何年か前に私の自宅のパソコンも落雷の被害を受けたことがありますが、その時はISDNの機器が一発でだめになり、パソコンも壊れてしまいました。パソコンの裏の電源ケーブル端子が黒く焦げて、雷のすさまじさを実感しました。
今日も何軒かのお客様の機器に雷が入ってしまったようで、この後サポートに走り回らなければなりません。雷の被害もインターネットの普及で今後さらに増えると思いますが、少しでも被害を少なくするための方法をまとめてみます。
雷対策用の電源タップを利用する。
雷被害とういうのは、直接落雷を受けるだけでなく、遠くで落雷があった場合でも、サージノイズがコンセントを伝わって、機器を破損する場合があります。
家庭用のブレーカーは過電流が流れたときに切断しますが、雷のような瞬間的なノイズなどには対応しきれません。ブレーカーが切れる寸前に過電流が流れる場合もあります。雷対策用のタップを使えばパソコンや通信機器、周辺機器にノイズを伝えることが少なくなります。
電気屋さんなどで雷対策用の電源タップが販売されています。雷耐性の大きなものがおススメです。
通信回線の保護
雷の被害は電源のほかに電話回線から入る場合があります。
光回線なら電気的接続でないので問題ありませんが、ADSLやISDN、ダイヤルアップの方は対策したほうがいいですよ。
昔、まだ家の電話が黒電話だったころ、雷が光ると同時に黒電話のベルが「ち---ん」となったのを覚えてる人(40代以上?^^;)がいると思います。今の通信機器だったら一発で壊れてしまうでしょうが、黒電話は高耐久性がありましたねw
家電量販店のほか、NTTなどで、電話回線用に雷対策用の保護機器を扱っています。心配な方は一度問い合わせしてください。
究極の雷対策 コンセントを抜く^^;
雷が鳴り始めたら、パソコンも電話も、通信機器もすべてコンセントから抜きます。これなら落雷の直撃を受けない限り安心ですよね。
ISDN・ADSL・ダイヤルアップの場合は電話回線もモジュラージャックから抜きましょう。
我が家でも、落雷の被害にあってからは、誰かが家にいるときは必ずコンセント抜く習慣になってます。留守の場合は無理なので、きちんと雷対策用の電源タップも併用していますよ。
電話やネットがしばらく使えなくなるけど、iPhoneがあるから問題なしwww
落雷保険や火災共済などに加入していれば落雷によるパソコンや機器の修理代は保障されます。
でも、今まで蓄積した大切なデータは復元することができません。
地震の家具転倒防止をするように、ぜひパソコン周りの落雷被害防止もお願いします。